デタラメPhotoshop
クローム風文字

文字を金属風に加工します。
ぼかしの範囲やエンボスの数値を変化させると、質感が多少かわります。

「もう少し3.0で続けてくれ」という御意見が少し多いようでしたので、
Photoshopは今回もこれまでと同様バージョン3.0でやっていますが、
今回の作例はほぼそのまま4.0でも同じ作業となります。
アンケートにお答えいただいた皆様、ありがとうございました。
引き続き御意見お待ちしています。



背景色(白)と同色で文字を入れます
ここでは、画像の大きさ320×200pixel、文字のサイズは200pixelsにしています。とりあえず同じ大きさでやってみてください。この作例では文字は平成角ゴシックを使っています。
念のため、「選択範囲」メニューから「選択範囲の保存」を選び、そのまま「OK」して、この文字型の選択範囲を保存しておきましょう。



「選択範囲」メニューから「境界をぼかす...」を選びます。
出てきたダイアログで半径を 3pixels にして「OK」をクリックします。選択枠の点線が若干丸くなったはずです。



そのまま黒で「塗りつぶし...」(編集メニューにあります)ます。
選択枠の点線あたりが少しにじんだような、黒い文字ができたと思います(左図)。



「フィルタ」メニューの「表現方法」から「エンボス...」を選びます。
左図のようなウインドウが出てきますので、
 ・角度  135度程度
 ・高さ  7pixels
 ・適用量 100%

に設定して「OK」します。



「選択範囲」メニューから「選択範囲の解除」を実行して下さい。
文字型の白い点線が消えます。



ここが肝心です。
「イメージ」メニューの「色調補正」から「トーンカーブ...」を選びます。
左図を参考に、3つの山を作るようにカーブを動かして下さい。
どうしてもうまくいかない場合は、ここをクリックすると「mcurve.lzh」というファイルがダウンロードされますので、MacLHA(WINDOWSの場合はLHA)を使って解凍し、それをここで「読み込み」して下さい。



最後に、「イメージ」メニューの「階調補正」から「階調の反転」を選びます。




完成です。色をつけたい方は「色調補正」の「色相・彩度」補正の
「色相の統一」にチェックを入れ、色相を-120程度、彩度を50前後に
するとブルー系のきれいな色になります。


文字だけを切り抜きたい場合は、最初に保存した選択範囲を
「選択範囲の選択...」で読み出したあと、「選択範囲の変更」の中の「拡張...」
を選び、3pixels程度拡張してからコピーすると比較的自然にできます。

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