デタラメPhotoshop
置換を使った文字加工

さまざまな効果を得ることができる置き換えフィルタですが、
ここでは文字を加工する一例を紹介します。
方向性を持たせた拡散効果と言えるでしょうか。



500×500pixelsの新規書類(RGBカラー)を作成し、フィルタメニューの「ノイズ」から「ノイズを加える...」を選びます。
ノイズの量は 300 にして「グレースケールノイズ」にチェックを入れOKします。



この書類を保存しておきます。
ファイル形式は「Photoshop」にします。
ファイル名は「マップ1」とでも付けておきましょう。



再び新規書類を作ります。
さきほどと同じ大きさ(500×500pixels)のRGBファイルです。
そこに200pixelsほどの大きさで文字を入れます。特に黒である必要はありませんが、なるべく画像の中央に置くようにして下さい。自動的に「レイヤー1」が作られ、そこに文字が入ったはずです。

なお、Photoshop3.0の場合はレイヤーは自動的には作成されませんから、まず新規レイヤーを作成し、そのレイヤー上に文字を入れるようにしておくと、後々便利です。



レイヤーパレットを見て、レイヤー1の「透明部分の保護」にチェックが入っていれば、これを外します



フィルタメニューの「変形」から「置き換え...」を選びます。
左図のようなダイアログがでますので、「繰り返し(タイリング)」にチェックを入れ、
水平比率 20%
垂直比率 20%
  に設定しOKをクリックすると次に進みます。



続いて左のようなファイル読み込み画面になりますので、さきほど保存しておいた「マスク1」を読み込んでください。




完成です。
背景に色を付け、HP用に縮小してトリミングしています。
文字以外の部分はレイヤー上で透明になっていますので、
どんな背景の上にでも簡単に配置する事ができます。


置き換えフィルタの水平比率・垂直比率の値を変える事により
文字の流れる方向と距離を調節できます。

また、最初に行ったノイズの量を加減すると、効果の程度が変化します。
こちらをご覧下さい


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