デタラメPhotoshop
写真の基本的な調整

なんとなく色が眠くて、ぱっとしない写真があります。
これをPhotoshopで鮮やかな色彩に調整しましょう。
もともとPhotoshopは、こうした「レタッチ」を目的として
開発されたソフトだと思います。

ここでは写真の基本的な補正に加え、カラーフィルタを使った色補正の
方法(こちらは知人に教わりました)も記しています。


注)赤い丸や矢印は、操作の場所や方向を表すため
  に書き加えたもので、Photoshopが表示するわ
  けではありません。


まず最初はごく基本的な写真の調整方法です。
右のように、少し色が褪せたような、「眠たい」写真があります。
また、最近流行のデジタルカメラで撮った写真の補正にも適していると思います。
なお、傷などの補修は以前ご紹介したEXAMPLE10のオマケ(戻るボタンはありませんので、ブラウザの「戻る」をお使い下さい)をご覧下さい。



イメージメニューの「色調補正」から「レベル補正」を行います。
図のように、黒い山の両側がグラフの端までないときは、左右の三角印を山のふもとまで寄せます(左右いっぱいまで山がある場合はそのままでOKです)。
続いて、中央の三角印を左右に振って明るさ・暗さのバランスを調整して下さい。



この写真は彩度も不足しているようなので、イメージメニューの「色調補正」から「色相・彩度...」を選び、「プレビュー」にチェックを入れてから、画像を見ながら彩度を少し上げます。作例では「+15」にしています。
デジカメなどの場合、色相に多少クセのあるものがあります。いろいろやってみて、最良と思われる数値を見つけましょう。ちなみに、私のエプソンCP-500というデジカメの画像の場合、彩度アップに加え、色相スライダを若干左に寄せると良いようです。



最後にフィルタメニューの「シャープ」から「アンシャープマスク...」をかけます。
私は「適用量 100%、半径 1.0pixel、しきい値 5」を基本として、画像やそのサイズによって設定を変更して使うことが多いです。
なお、デジカメ画像の場合は、Photoshopでサイズを縮小して使う方が好ましく思います。エプソンCP-500で撮った1024*768の画像は、640*480にリサイズすると細かなアラが消え、とてもキレイに見えます(情報量自体が増えるわけではないので、正確には「見える」だけなのですが)。
縮小する場合は、リサイズ後にアンシャープマスクをかけるようにしましょう。



これで一応完成です。左半分が補正前、右側が補正後です。






ここからは、知人に教わった「デジタルカラーフィルタ」とも言うべき手法でを使って空や畑、木々の色を補正していきます。
写真はさきほど使ったのと同じもので、補正前のものをもう一度使います。



レイヤーメニューの「新規レイヤー」の中から「レイヤー...」を選びます。(通常のようにレイヤーパレットの新規レイヤーアイコンでは左図のダイアログが出ない場合がありますので、かならずレイヤーメニューから行って下さい)
出てくるダイアログで、描画モードを「ソフトライト」にし、「ソフトライトの中性色で塗りつぶす(50%グレー)」にチェックをいれてOKします。



グレーに塗られた「レイヤー1」の色を変えます。
イメージメニューの「色調補正」から「色相・彩度...」を選んで「色相の統一」にチェックを入れてください。
ここではまず空の色を鮮やかにしたいので、色相スライダをブルーの方へ動かしました。「プレビュー」にチェックを入れ、色合いを見ながら行って下さい。



画像全体が青っぽくなってしまったので、空以外の部分にはマスクを加えます。
レイヤーメニューの「レイヤーマスクを追加」から「レイヤー全体を表示」を選んで下さい。
画像には変化はありませんが、レイヤーパレットを見ると、レイヤー1にマスクが作られ、このマスクがアクティブ(作業できる状態)になっているはずです。



ブラシツールペンツールなどで、空以外の場所を黒で塗ればよいのですが、ここでは、グラデーションツールを使ってみます。
オプションパレット(グラデーションオプション)のグラデーション欄は「黒、白」を選びます。合成方法は「通常」、方式は「線形」です。
左図のようにグラデーションの方向を(この場合は下から上へ)ドラッグします。
うまくいくまで何度も繰り返す事ができます。



空の青と同じように、畑の黄色、木々の緑を作ります。
空と違い、境界線が比較的はっきりしていますから、ブラシツールでマスクを塗りました。
最終的にレイヤーパレットが左図のようになります。




左半分が元画像、右半分が処理後の画像です。
わかりやすくするために少々わざとらしいくらいの
色を付けました(笑)。
この方法なら、空・畑・木々などの部分ごとに
あとから色合いを調整しなおす事も容易です。




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